夜明けとともに始まる畑仕事。今頃は収穫物も多いので、野菜の世話をしているとどうやって食べようかと想像が膨らみます。
そんな日々、最大の楽しみは、なんといってもお昼ごはん！そんな私たちの、野菜たっぷりのお昼ごはんを畑から紹介します。

多めのオリーブオイルを入れたフライパンで、エシャロットの葉玉葱をまるごと、焦げない程度にじっくり火を通します。
すると、芯はトロッと、少し焼き目の付いた葉は、香ばしさとほんのりとした甘さがたまらない美味しさに！

そのエシャロットの風味がたっぷり入ったオイルで、旬のホタルイカをさっと炒め、粒マスタードを加え、ファッロ（古代小麦）のパスタを和えていただきます。摘みたての、まだ若いルーコラセルバチカ、パクチー、赤軸ソレルを、オリーブオイル、レモン、塩で和えたサラダと一緒に。

フランス料理には欠かせないという「エシャロット」。ほのかにニンニクの香りがする、小さな玉葱のような形をした香味野菜。（日本で「エシャロット」といえば、根らっきょうのことを指しますが、別の野菜です。）日本では、まだまだ知られていないようですが、玉ねぎの代わりに使うと、コクが出て味わい深く、料理の腕が上がったような！？気分になれるお野菜です。