夜明けとともに始まる畑仕事。野菜の世話をしていると、お昼になる前からお腹が空いてきて、この野菜はどうやって食べようかと想像が膨らみます。そんな日々、最大の楽しみは、なんといってもお昼ごはん!そんな私たちの、野菜たっぷりのお昼ごはんを畑から紹介します。


カーボロチネーゼと牡蠣の薫製の豆乳スープ

この冬一番の寒波がやってきましたが、この寒さに凛と立ち向かう冬野菜の代表選手が、このカーボロチネーゼ。イタリアの種なので、名前がイタリア語なのですが、直訳するとチャイニーズキャベツ、白菜です。姿形は日本の白菜とそっくりですね。^^

豆乳にすりおろしたニンニク、ざく切りにしたカーボロチネーゼを入れて火にかけ、軽く火が通ったら蕎麦粉でとろみを付け、牡蠣の薫製を加えて少しだけ煮ます。塩で味を整え、仕上げにゆずをトッピングしていただきます。
牡蠣の薫製の食欲をそそる風味がカーボロチネーゼにぎゅーっとしみ込んで、濃厚な味わい。ゆずの香りが爽やかな、身体の暖まるスープです。風邪を引いた後の咳止めに効果があると言われている白菜と、滋養強壮に優れた牡蠣を一緒にいただいて、厳しい寒さを乗り切りましょう。